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トランスジェンダーとしての生活は苦じゃないです。

こんにちは、風邪を引いてしまいしばらく休養していました。

ブログのタイトルが「LGBTカップルの日常」なので、たまにはそれっぽい事を記事にしようかと思い書いています。

久しぶりの体調不良に陥り、子供の時と比べるとなかなか苦しさが違ったものになってきました。

さて、本題ですが、トランスジェンダーとしての生活って一体どうなんだろう?もしくは当事者の人がどう思って生きているのかなんですが。

ぶっちゃけ一昔前に比べると何も考えていません。笑

ホルモン注射を長く打ってからは、特段パス率が上がったので日常生活で何も気にすることがないので、とても気楽です。

ホルモン注射の料金はピンキリですが1ヶ月に1度、2500円自分の場合はかかっています。

今はパス度が高いので、間違われることがここ数年一切無いですね。脱げば別ですが。

注射を打つ前と打つ後で変わったのは、多少の顔付きと、声ですね。

後は生理が止まります。

SRSをしていないので、戸籍変更は不可なのでパートナーはいますが、結婚は出来ません。

一時期、SRSをして結婚を考えていましたが、昔より今は寛容になりパートナーシップ宣誓制度も出てきたので、しなくていいかという考えに。

戸籍変更に10代の頃〜20代前半までは凄くこだわっていたのですが、何でそこまでしたかったというと好きな人が出たら結婚をしたいし、仕事をする際や、市役所関係の手続きにも性別を「女」に丸を付けたくなかったからです。

ちなみに、これは今でも嫌です。担当者の人が「?」とあからさまな顔をしてくるので、説明を一々しなければと思ってしまいます。

SRS(性別適合手術)に関しても、自分は幸いにも胸がかなり小さいので普通にパス度が高かったので、どちらかというと子宮の摘出だけでもと思いましたがパートナーの一言で、結果手術はやめました。

SRSは生命保険もおりません。(SRS費用だけではなく、死亡保険もおりない)

自分は「手術をしてもしなくてもどちらでもいいが、結婚だけしたいから手術をしようかな」という考えでした。

彼女からは「体に負担がかかるし、今の体のままで全然いいから手術しなくていい」と言ってくれたので、その一言でハッとしました。

だから、トランスジェンダーの人は必ずしも手術をしなければいけないって訳ではないです。

自分の身体は違和感はあるけども、手術をしてもメリットはあるし、しなくても生き方を模索して生きていけると思ってます。

それこそ、時代が少しずつではありますが前より偏見や差別を持つ人が少しずつ減ってきた気がします。

まだまだ沢山の人に理解をしてもらうのは難しいとは思いますが、この10年でこんなに変わったなら、もっとこれからの時代は変わっていけると思っています。

LGBTQの差別はいまだになくならないし、一生続くとは思ってます。

どうしても「少数派」というのはいつの時代も差別する人が出てくるので…。

でも、理解する人も時が経つにつれて、LGBTQの理解を深めるために活動してる方などもいるおかげで増えていく事は間違いないと思います。

もっとこの先に生きやすい証明ができるといいなと思います。

以上、独り言日記でした。