こんにちは、函館市が2022年4月にパートナーシップ制度を導入したということでとても嬉しいニュースです。
https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2022030800205/
そもそもパートナーシップ制度は特定の地域だけで認められてるものになるので、どんどん導入する地域が多くなり多くの人々がLGBTQについて寛容になる未来をもっと築いていきたいですね。
多くの人にこの機会にパートナシップとは何かというのを知ってほしいので今回は色々まとめました。
パートナーシップは同性婚ではないです
意外と認識相違してる方が多いんですが、同性婚ではないです。
日本では現在同性婚を認めていません。
では、いつ頃認められるのかという疑問も持つ方も多いと思います。
結論から申しますと恐らく、国内で今後同性婚は今の政治の状況やバックヤードを考えるとあまり期待は出来ません。
この性的少数派(LGBTQ)の為に認められたのがパートナーシップ宣誓制度です。
具体的には結婚などの法律的な縛りはないですが、手術の時に家族同等の扱いを受けれたり、保険の受け取り人、保証人などになれます。
寛容的な会社によっては、”家族手当”なども受けられる会社などもありますが、こちらもまだまだ少数派になります。
ですが、まだ企業によってはまだ認めていない箇所も多いので利用するのであれば事前の確認が必要になります。
自治体が2022年7月段階で223の自治体がこの制度を活用しています。
どの地域でも条件がありますので、お住まいの市役所やHPなどで確認すると良いと思います。
各地方のHPなどでも条件は大体一緒です。
- 成人していること
- どちらかが住所が特定の申請する地域にあること。(住民票があることが条件)本籍のみは不可
- 配偶者がいないこと(事実婚関係などもないこと)
- パートナーシップ制度を他の人と使っていないか
- 近親者ではないこと(親族、血族、不可)
万が一、解消する場合は手続きをする必要性があります。
パートナーシップ宣誓制度のメリット
具体的にメリットを記載します。
行政手続きが出来るようになるので、これはとても大きいかと思います。
まだ他にもありますが、数ある中でも使いそうな行政手続きや証明書などを書きます。
・パートナーシップ証明書
→法的効果は持ちません。お互いがパートナーであるということを証明するためのもの。
・ファミリーシップ宣誓
→同居の子供を家族認定するものです。まだ導入している地域が少ないので確認が必要になります。実施している地域は下記になります。
東京都 足立区、埼玉県 鴻巣市、埼玉県 日高市、埼玉県 飯能市、埼玉県 所沢市、埼玉県 入間市、 埼玉県 川島町、千葉県 市川市、兵庫県 明石市、香川県 三豊市、岡山県 総社市、徳島県 徳島市、徳島県 三好市、福岡県 古賀市、埼玉県 狭山市、愛知県 豊田市、徳島県 美馬市、大分県 豊後大野市、福岡県 粕屋町、香川県 観音寺市、岡山県 笠岡市、静岡県 湖西市
・個人情報請求開示
→亡くなったり、医療保険の際に必要なパートナーの個人情報を開示することができます。
・医療機関
→面会、手術の同意、退院時期確認、緊急連絡先への指定、救急搬送時に同乗可などが可能に
最後に
いかがでしたでしょうか。
どんどん宣誓制度が各地域、各自治体に広まっていくことによって今後も行政手続きで行えることなども増えていくと思います。
私的に一番嬉しいことが医療機関系の手続きになります。
レズビアンの方、ゲイの方、トランスジェンダーでSRS完了していない方などであればパートナーに何かあった時に自分の立ち位置というのが、曖昧なものになります。
その際に、パートナーシップ宣誓制度や証明できるものなどがあれば、自分が相手の傍にいれるというのはかなりでかいと思います。
とても素晴らしい制度ですので、もっと多くの方に認知してもらえればと思って書きました。
以上です。